確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)。 漢字が7つも並んで、まるで呪文のように見えますよね。一言でいうと、これは「自分で育てる、自分次第型の年金」のことです。
ぱぐ男会社から「確定拠出年金」の書類が届いたんですが、漢字ばかりで意味不明なので放置してます…。自分、投資とかよくわからないッス。



ぱぐ男くん、気持ちはすごくわかるよ。実は昔の僕も「難しそう」と書類を棚の奥に放り込んでいたんだ。でも、放置すると将来とんでもない損をするかもしれないよ!
今日は、昔の僕のように「名前だけで拒否反応が出ている人」のために、世界一わかりやすくこの仕組みを解説します。
放置するとどうなる?僕とお隣さんの残酷な格差
よくわからないからと書類を放置して「一番安全そうなコース(定期預金など)」のままにしておくと、将来もらえるお金に大きな差が出ます。
なぜなら、確定拠出年金は会社からもらったお金のタネを「どう育てるか自分で決める」ルールだからです。
僕が中途入社したとき、よくわからないからと「寝かせるコース(定期預金)」で設定し、そのまま忘れていました。タネを箱に入れたままにするので、減ることはないけれど、芽が出ることもありません。
ある日、隣の席の同僚とこの話になりました。彼は僕と同じ時期に始めたのに、中身は僕の通帳とは全く違う「景色」になっていました。彼は最初からしっかり勉強して、世界中の会社という畑にタネを植える「働かせるコース(投資信託)」を選んでいたんです。
数年後、僕のタネはタネのまま。彼のタネは「小さな木」に育っていました。たった「1回の設定の違い」だけで、数年後には家族旅行に行けるくらいの差がついていたんです。僕が難しいからと逃げていた代償は、想像以上に大きかったと痛感しました。
そもそも「確定拠出年金」ってなに?iDeCoとの違い
これまで主流だった年金は、会社がみんなからお金を集めてひとつの「大きな財布」で管理し、老後に分けてくれる「会社におまかせ型(確定給付年金=DB)」でした。
しかし最近は、会社が大きな財布を管理し続けるのが大変になったため、「お金のタネは出すから、それをどう育てるかは自分で考えてね」という「自分次第型(確定拠出年金=DC)」に切り替える会社が増えています。
[SWELL吹き出し:ぴっぴ] あの、「iDeCo(イデコ)」という言葉もよく聞くのですが、それとは違うんですか?
[SWELL吹き出し:hanazo] どちらも「自分次第型」の仲間なんだけど、「誰がお金を出してくれるか」が違うんだよ。
・企業型DC(企業型確定拠出年金):会社があなたのために「お金のタネ」を出してくれる。 ・iDeCo(個人型確定拠出年金):自分の財布から「お金のタネ」を出す。
企業型DCは、会社があなたに「将来のために使いなさい」とボーナスをくれているようなものです。これを使わない手はありません。
国と会社が応援!知っておくべき「3つの魔法(メリット)」
この「自分次第型」の貯金箱を使うと、国や会社が応援してくれる3つの魔法(節税メリット)があります。
1つ目は、「税金がかからない形でもらえる」魔法です。普通、お給料を増やすと税金も増えてしまいますが、会社がこの貯金箱に入れてくれるお金には税金がかかりません。まるまる全額、あなたの将来のために使えます。
2つ目は、「増やす時」の魔法です。通常、投資などでお金が増えると国に税金を払わないといけませんが、この貯金箱の中で増えたお金からは1円も税金が取られません。
3つ目は、「もらう時」の魔法です。60歳になってお金を取り出す時も、税金を安くしてくれる特別なルールが用意されています。
たった1つの注意点「60歳まで開けられないタイムカプセル」
最後に、この魔法の貯金箱にはたった一つだけルールがあります。 それは、「60歳になるまで、絶対に開けられないタイムカプセル」だということです。
「明日のおやつ代が足りないから」といって、途中で出すことはできません。 でも、だからこそ確実に「未来の自分」にお金を届けることができるんです。
まとめ:会社からの封筒を開けてみよう
「確定拠出年金」、もう怖くないですよね。 これは、「会社はもう全部はお世話できないけれど、その代わりにあなたが自分で育てるための道具を渡しておくね」というメッセージです。
昔の僕のように「よくわからないから」と放置するのが、一番もったいないです。 まずは、会社から届いた封筒を勇気を出して開けてみてください。自分専用のサイトにログインしてみる。たったそれだけのことが、10年後のあなたを笑顔にするはずです。
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