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厚生年金の適用拡大で「106万円の壁」が消滅?手取り減を「最強の守り」に変える働き方

先日、日経新聞に見逃せないニュースが出ていました。 それは、政府がこれまで「従業員51人以上」の企業に課していた社会保険の加入義務——この企業規模の要件を、完全に撤廃する方針を固めたというものです。

ぴっぴ

ニュースで見ました!これって、私が働いているような小さなパート先でも、社会保険に入らなきゃいけなくなるってことですか…?

hanazo

そうなんだ。パートやアルバイトで働く人、そして小規模な事業主さんにとっては、過去最大級の転換点になるかもしれないね。

今回は、このニュースを受けて、これからの働き方や家計の守り方をどうシフトしていくべきか、FPの視点からお話しします。

目次

「どこで働くか」より「どれだけ働くか」の時代へ

これまでは「大きな会社で働くと社会保険に入ることになるけど、小さなお店なら106万円を超えても扶養内でいられる」という、働く場所による不公平感がありました。

しかし、今回の要件撤廃によって、すべての事業所が対象になります。 つまり、どこで働くかに関係なく、ほぼすべての短時間労働者が厚生年金・健康保険に加入する時代がやってくるということです。

これまで「年収の壁」を意識して、年末に働く時間を調整していた人にとっては、極めて影響の大きな話です。

「手取りが減る」だけで終わらせない!社会保険の絶大なメリット

FPとして正直に言います。社会保険料が引かれることで、目先の手取りが減るのは事実です。日々の生活費をやりくりしている身からすれば、これはリアルに痛いですよね。

でも、厚生年金に加入するということは、民間保険では到底太刀打ちできない「最強の守り」を手に入れることでもあるんです。

具体的には、次のような絶大なメリットがあります。

・将来の年金額が増える:老後のキャッシュフローが確実に積み上がります。

・障害・遺族厚生年金の対象になる:万が一のとき、自分と家族を守る保障が格段に厚くなります。

今の1万円を守るのか、将来の安心を1万円で買うのか。 この視点を持てるかどうかで、今回の制度変更に対する受け止め方はまったく変わってきます。

制度に振り回されず、「稼ぐ力」を最大化しよう

これからの時代は、「扶養の範囲内に収めるために働く時間を削る」という守り方から、「社会保険のメリットを最大限に使いながら、稼ぐ力を最大化する」という攻めの姿勢へシフトしていく必要があります。

国のルールを嘆いても、あなたの手取りは増えません。 ルールが変わることを前提に、「自分はどう働きたいか、どう生きたいか」を再設計する。それが、これからの時代に必要な「自分軸」だと思っています。

まずはご自身の収支をしっかりシミュレーションして、新しい家計の守り方と攻め方を一緒に考えていきましょう!

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