「節税」と聞くと、こんなイメージを持っていませんか?
- 「サラリーマンには関係ないでしょ」
- 「お金持ちがやるものじゃないの?」
- 「なんとなくハードルが高そう…」
実はこの感覚を持っている人は意外と多いのですが、節税はなにも、自営業者やお金持ちに限った話ではありません。サラリーマンでも合法的にできる節税はかなり多いんです。
そして知らないままだと、本来戻ってくるはずのお金が戻ってこなかったり、税金を払いすぎてしまうことも…
これは完全に“もったいない”話です。僕はもったいないことが大嫌いなのですが、あなたもきっと同じはず!
そんなあなたのために、この記事では、サラリーマンが必ず知っておくべき節税テク=「控除」について、FPの視点で分かりやすく解説します。
hanazo今日はサラリーマンが使える節税テクを話していくよ。脱税ではなくて節税だから安心して



節税だから、合法的に税金を低く抑えるってことよね。私のようなサラリーウーマンにも使えるのね



もちろん!とくに「ふるさと納税は」会社員であれば誰でも効果があるからぜひ活用してね
控除ってなに?サラリーマンが理解すべき基本


税金は、超ざっくりいうと次の式で決まります。
課税所得 × 税率 = 税額
サラリーマンの場合、課税所得が大きくなるほど税率も上がる「超過累進税率」になっているため、いかに課税所得を下げるかが“節税”のポイントです。
もう少し細かくいうと、あなたの給与収入(額面)から、まず給与所得控除(経費のようなもの)を差し引いたものを給与所得といいます。この給与所得から「所得控除」を差し引いて課税所得が算出されます。
サラリーマンが活用できる控除にはこの「所得控除」の他、「税額控除」の2種類あります。
■ ① 所得控除(課税所得を減らす)
あの手この手で 課税所得を減らす=税金が下がる。
■ ② 税額控除(出てきた税額から直接引く)
課税所得 × 税率 = 税額 ででてきた税額からストレートに税金を減らすので効果も大きい。
控除は “誰でも使える節税” なので、知らないのは本当にもったいない仕組みです。
では、サラリーマンが使える代表的な控除を一気に紹介します。
サラリーマンが使える代表的な控除一覧
■ 所得控除(課税所得を下げる系)
- ふるさと納税(寄付金控除)
- 医療費控除
- セルフメディケーション税制
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 社会保険料控除
- 基礎控除
- 小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)
- 配偶者控除/扶養控除
- 雑損控除(災害・盗難など)
生命保険料控除や地震保険料控除は会社の年末調整で控除証明書の提出が求められるので馴染みがあるかもしれませんね。年末調整で控除されないものは自分で確定申告する必要があります。その代表選手が上から3つです。
特にふるさと納税は会社員はマスト中のマストです。
■ 税額控除(税額から直接引く系)
- 住宅ローン控除
- 配当控除
住宅を購入する場合、大半の人はローンを組むと思います。住宅ローンの残高に応じてお金が戻ってくるものが住宅ローン控除です。これは所得控除と違い
課税所得 × 税率 = 税額 の計算式の税額からストレートに引くことが出来る控除なので効果が大きいです。初年度は個人で確定申告が必要となりますが、2年目以降は会社の年末調整で申告可能です。
配当控除は少し複雑な控除であり、サラリーマンでは対象者も限定的なので詳細は割愛します。
多くのサラリーマンは、実は控除を“すでに受けている”
会社は年末調整で
- 基礎控除
- 社会保険料控除
- 配偶者控除
- 給与所得控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
などを自動で計算し、源泉徴収票に反映してくれています。
源泉徴収票を見ると、給与収入から控除が引かれ、最終的な所得税額が出ていることが分かります。普段意識していなくても、実は控除はあなたの生活に密接に関わっています。
✔ サラリーマンが特に理解しておくべき控除
- ふるさと納税(節税+返礼品でお得)
- 医療費控除(家族の医療費が多い人は必見)
- セルフメディケーション税制(医療費控除との比較がポイント)
- 住宅ローン控除(節税額が大きい)
ふるさと納税はもはや“やらないと損”。うちの奥さんも毎年、返礼品選びをめちゃくちゃ楽しみにしています(笑)
控除を最大限に活かすためのポイント
① 年末調整と確定申告の違いを理解する
年末調整は、会社員やアルバイト・パートなどの給与所得者を対象に、源泉徴収された所得税の過不足を年末に精算する手続きのことです。会社が従業員の代わりに行います。
いっぽう、確定申告は個人で1年間の所得に基づいて所得税の額を計算し、税務署に申告・納税する手続きです。
サラリーマンは通常、勤務先が行う年末調整で手続きが完結しますが、特定の条件に該当する場合は自分で確定申告を行う必要があります。
② 確定申告が必要(またはオススメ)なケース
会社員でも、次のような場合は個別に確定申告が必要です。
- 給与収入が2,000万円超
- 副業所得が20万円超(雑所得など)
- 2か所以上から給与をもらっている
- 年の途中で退職し、再就職していない
- 年末調整ではできない控除を使いたいとき
年末調整できない代表的な控除は次のとおり:
- 医療費控除
- ふるさと納税(寄付金控除)※例外あり
- 雑損控除
- 住宅ローン控除の初年度
- 年末調整の提出漏れがあった場合
確定申告をすると、**払いすぎた税金が戻ってくる(=還付がある)**ことも多いです。源泉徴収票は確定申告に必須なので、必ず保管しておきましょう。
③ 実体験:確定申告はそんなに難しくない
僕自身、副業収入があるので毎年確定申告をしていますが、やってみるとたいして難しくありません。
- 税務署は丁寧に教えてくれる
- ネットで調べればほぼ解決
- 今はe-Taxで自宅から申告可能
“税金を取り戻す手続き”だと思えば、頑張る価値は十分あります。
今日のまとめ
控除は「知っているか・知らないか」で、年間数万円〜数十万円の差が出ることもあります。まずは、あなたが使える控除を知ることが節税の第一歩です。
控除、控除は「所得控除」と「税額控除」の2種類。そしてサラリーマンがおさえておくべきは以下。特にふるさと納税は絶対に活用しましょう!
- ふるさと納税(寄付金控除)
- 医療費控除
- セルフメディケーション税制
- 住宅ローン控除



ぴっぴちゃんも「ふるさと納税」はすぐにでもできるから始めた方がいいよ



そうするわ。ふるさと納税のサイトみてたら返礼品がたくさんあって楽しくなってきちゃった!他の控除はどうすれば?



必要に応じてって感じでOK。でも理解する必要はある。特に医療費控除とセルフメディケーション税制は併用できないとかちょっと複雑だから別に解説するよ
最後に
このブログでは、
- 守り:ムダを減らし、しっかり貯める
- 攻め:収入を増やし、投資で育てる
という2つの視点でお金との付き合い方を発信しています。どちらか一方だけでは不安はなくなりません。“増やしながら守る”というバランスが大切です。
今回は「守り」のパートとして、サラリーマンが知っておくべき節税の概要をまとめました。ほかの記事もぜひ参考にしながら、一緒に資産づくりを進めていきましょう。
おしまい!
こちらは当ブログのベースの考え方ですのでぜひご覧ください











