「満員電車から解放されたい」「もっと自由に働きたい」。 そんな理由で会社を辞めていく人たちを、僕はこれまで何人も見てきました。
その気持ち、痛いほどわかります。僕だって月曜日の朝は重い腰を上げるのに必死ですから(笑)。
でも、FPとして、そして自ら不動産投資や個人事業を手掛ける立場から言わせてもらうと、日本の「サラリーマン」という仕組みは、実は異常なほど手厚いセーフティネットなんです。

自営業者が痛感する「社会保険」という名の強固な盾
自ら事業を営んでみると、会社という盾がいかに強固だったかを思い知らされます。
例えば、社会保険。 会社員なら当たり前のように半分を会社が負担してくれていますが、これを自前で、しかも同等の保障(厚生年金や傷病手当など)を積み上げようと思ったら、コストは跳ね上がります。
個人事業主が会社員と同じレベルの「安心」をゼロから自前で用意するのは、実は至難の業なんです。
最強のカード「社会的信用」をフル活用せよ
さらに最強なのが、「社会的信用」という名のカードです。
銀行から0.x%という超低金利で数千万円の融資を引き出し、レバレッジをかけて資産を増やせるのは、安定した給与所得がある会社員だけの特権。どれだけ稼いでいても、実績のないフリーランスにはなかなか門戸は開かれません。
僕がアパート経営やコインパーキング運営を軌道に乗せられたのも、根っこに「会社員」という信用があったからです。
「社畜」になるな、システムを「利用」せよ
「社畜」という言葉は自嘲気味に使われがちですが、見方を変えれば、これほど低リスクで高機能なインフラは他にありません。
大切なのは、会社に「飼われる」のではなく、会社というシステムを賢く「利用」して、自分の資産形成をブーストさせること。
「守り(会社員の福利厚生と信用)」を固めつつ、「攻め(副業・事業所得)」で収入の柱を増やす。このハイブリッドな生き方こそが、現代における『バビロンの大富豪』の知恵だと僕は確信しています。
隣の芝生を眺める前に「最強の盾」を使いこなす
「じゃあ、具体的に会社員のメリットをどう副業に繋げればいいの?」と思った方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。僕が「サラリーマン×個人事業」を最強だと断言する理由を詳しくまとめています。

隣の芝生を眺めてため息をつく前に、まずは手元にある「最強の盾」をどう使いこなすか。 そこから僕たちの本当の勝負が始まるんです。

