2026年2月15日の日経記事に、背筋が凍るような数字が並びました。戸建ての修繕費が「1,500万円」かかる時代が来る。長年、不動産投資で「修繕」と向き合ってきた僕から見ても、これは決して大げさな数字ではありません。
なぜ「1,500万円」もかかるのか?
かつての「修繕費300〜500万円」という常識は、もう通用しません。
- 資材高騰: ウッドショック以降、建材費は高止まり。
- 人手不足: 職人さんの工賃が年々上昇。
- 性能向上: 断熱改修など、求められる維持レベルが上がっている。
「いつかやればいい」と後回しにしている間に、見積もりが1.5倍に膨らんでいる……。そんな現場を、僕は投資家として何度も見てきました。
資産価値を守る「外装優先」の鉄則
「内装に金をかけるのは後だ。まずは『箱』を守れ。水が入ったら終わりだぞ。」
多くの人が「キッチンを新しくしたい」「壁紙を替えたい」と内装を優先しがちですが、投資家の視点では「外壁・屋根・ベランダの防水」が最優先です。
- 外装を怠ると: 雨漏りが発生し、構造体(柱や梁)が腐る。こうなると、修繕費は跳ね上がり、資産価値はゼロになります。
- 外装を固めると: 建物の寿命が延びる。売却時にも「適切にメンテされている家」として高く評価されます。
新NISA時代の「修繕費積立」戦略
バビロンの大富豪の教えにもある「富を失わないための守り」。家を所有するなら、メンテナンス費用は「予測可能な出費」として積み立てるべきです。
- 住宅ローンとは別に月3万円: これを30年続ければ1,080万円。
- 一部を「守り」の投資で運用: 修繕費が必要になる10〜15年スパンで、堅実に運用してインフレに対抗する。
家は買った後の方が、お金の知識(リテラシー)を試されます。
まとめ:家は「負債」か「資産」か
修繕を怠れば、家はただの「負債」としてお金を吸い取り続けます。しかし、適切なタイミングで外装を守り抜けば、それは立派な「資産」として残ります。
1,500万円という数字に怯えるのではなく、「冷徹に数字で計画を立てる」。これが、資産3,000万円以上を目指す僕たちの鉄則です。
▼ 次のおすすめ記事
あわせて読みたい


「社畜」という名の最強のセーフティネット|サラリーマンが持つべき「最強の盾」の正体
「満員電車から解放されたい」「もっと自由に働きたい」。 そんな理由で会社を辞めていく人たちを、僕はこれまで何人も見てきました。 その気持ち、痛いほどわかります…

