この記事のポイント
- お金のプロでも家庭内教育は別物:外部で教えるのと、家族に教えるのは全くの別競技。
- 「環境」が生んだ娘たちの価値観:長年の「当たり前」が新品至上主義と貯金ゼロ習慣を作った。
- 後悔をリベンジに変える:小学生から始めるべきだったという反省を、今から行動に変える。
「パパ、PASMO(交通系ICカード)の中のお金なくなったからチャージして」
JK(高校生)とJC(中学生)の娘を持つ僕にとって、この言葉は日常茶飯事です。
僕は外では「FP講師」として、大人に資産形成や節税、投資の重要性を説いています。不動産投資家として、シビアに収支を計算する毎日です。
しかし、恥を忍んで告白しますが、 僕の一番身近な生徒であるはずの「娘たち」の金融教育において、僕は完全に敗北しております!
なぜ、お金のプロである僕が、自分の家庭で教育に失敗してしまったのか。 そこには、仕事に没頭し、家庭の教育を「ある環境」に任せきりにしてしまった僕の深い後悔があります。
今回は、僕と同じ後悔をあなたにはしてほしくないという願いを込めて、僕の「懺悔」と「リベンジ」の記録を公開します。
1. 気がつけば、娘たちは「ミニ浪費家」になっていた
ぱぐ男先生お金のプロだし、娘さんたちもさぞかし節約上手なんでしょうね!



いや、それが真逆なんだよ。僕が『メルカリで安くて綺麗なのあるよ』って言っても、娘は『中古なんて汚い!新品じゃなきゃ無理』って、値段も見ずに新品を選んじゃうんだ……



ええっ!プロのhanazoさんの家でもそんな感じなんですか!? ちょっと意外です……



そう。外で人に教えていても、自分の家庭の教育は別物。仕事にかこつけて、妻に任せきりにしてしまったツケが今きているんだよ
① 新品至上主義
僕は中身が同じなら、中古でも全く気になりません。本はブックオフやAmazonの中古、服や備品もフリマアプリを活用するのが当たり前です。 しかし、娘たちは違います。「誰が使ったかわからないものは汚い」と、当たり前のように新品を欲しがります。リセールバリュー(売却価格)を考える習慣もありません。
② 外食で「値段を見ない」
家族で外食に行った際、娘たちはメニューの「右側(値段)」を一切見ません。自分がその時食べたいものを、値段に関係なく注文します。 一方で、僕はメニューをくまなくチェックし、コスパが良く一番安いものを選んでしまう。このコントラストに、僕はいつも複雑な心境になります。
※ここは賛否両論あることは理解してます。でも自分で家計を管理しているとどうしても…
③ 貯金の概念が「ゼロ」
一番の衝撃はこれです。お年玉やお小遣いなど、あったらあるだけ使ってしまう。 まさに「貯蓄ゼロ」の習慣が、10代にして完成しつつあったのです。
2. なぜ「プロ」の家庭で教育が失敗したのか



先生あんなに詳しくお金のこと教えてくれるのに、どうして娘さんたちはそうなっちゃったんですか?
理由は明確です。
「仕事にかこつけて、子育ての主導権を妻に任せきりにしたから」
です。
僕の妻は、自分でも認めるほどの「浪費家」です。派遣社員として一生懸命働いてくれていますが、お金があれば使ってしまうタイプ。 僕は「外で稼いでくるのが自分の役割」と決めつけ、家庭内の細かな金銭教育を妻の環境に委ねてしまいました。
子供は親の言葉ではなく「背中(環境)」を見て育ちます。 10年以上の間、娘たちは
「欲しいものは買う」
「お金は無くなったらパパからもらう」
という妻のスタイルを、鏡のようにコピーして育ってしまったのです。
妻を責めるつもりはありません。教育を後回しにし、主導権を放棄した僕の責任です。
3. 金融教育の「ゴールデンタイム」は小学生だった
今、JK・JCの娘たちに「お金の管理」を教えようとしていますが、正直に言ってめちゃくちゃ苦戦しています。
なぜなら、10代中盤になると、すでに「お金=欲望を満たす道具」という価値観がガチガチに固まっているからです。今さら「予算内でやりくりしろ」と言っても、彼女たちにとっては「パパが急にケチになった」という不満にしかなりません。
もし、あなたが今、小学生以下の子供を育てているなら、声を大にして伝えたい。 「金融教育は、子供が『お金の存在』を認識した瞬間から始めるべき」です。
小学生はまだ、好奇心が物欲に勝っています。お小遣い帳をつけることを「大人の階段を登るゲーム」として楽しめます。その時期に「限られた資源で最大の結果を出す工夫」を教えられなかったことが、僕の最大の後悔です。
4. 父親のプライドを捨てた「リベンジ教育」の実践
後悔していても時間は戻りません。僕は今、娘たちに対して「リベンジ教育」を仕掛けています。
① 夫婦での意志統一
まず、妻とじっくり話し合いました。
「子供たちには、わたし(妻)のようにはなってほしくないよね。今更だけど。」
といった感じで浪費家の自覚がある妻も理解してます。今では「僕がお金の話をするときは、妻は口を出さない」というルールになっています。
② 「嫌われ役」を引き受ける
「PASMOチャージして」と言われても、簡単には出しません。 なぜもう残高がないのか、なぜそれが必要なのか、今あるお小遣いは何に使ったのか。とうぜん嫌な顔をされますが、あきらめずに問いかけを続けています。
③ 投資の「すごさ」を語り続ける
「預金通帳の数字は増えないけど、投資信託なら世界中の企業が君たちのために働いてくれるんだ」 響いている様子はまだ薄いですが、ことあるごとに複利の力と投資の可能性を話し続けています。ある種のマインドコントロールか💦
5. 見え始めた「小さな光」



最近、下の娘(JC)に変化があったんだ。ブックオフに行くのが好きになったんだよ



おぉ!中古の良さに気づき始めたんですね!



そう。まだ本だけだけどね。でも『安く手に入るなら、こっちの方がお得じゃん』という感覚が芽生え始めたのは、僕にとって涙が出るほど嬉しい変化なんだ
まだ劇的な変化はありませんが、下の娘が「中古の本」を選び始めたことは、我が家にとって大きな一歩です。 「新品至上主義」という厚い壁に、ようやく小さなヒビが入りました。


まとめ:あなたの家庭に「お金の会話」はありますか?
僕の後悔から学んでほしいことは一つです。
「金融教育を環境(学校や、無計画な習慣)に任せてはいけない」
ということ。
僕が今、リベンジ教育に心血を注いでいるのは、将来「日本の子供たちが一生お金に困らない未来」を作りたいという夢があるからです。そのためには、まず僕自身が家庭での失敗を乗り越え、実践知を積み上げなければなりません。
僕はこの経験から「子供たちの金融リテラシー」を向上させるコンテンツを作成中です。子供たちの金融リテラシーが高まれば日本の未来も明るくなる、本気でそう思ってます。
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