hanazo「修繕積立金、もっと安ければいいのに……」そう思っている人は多いよね。でも、その『安さ』が将来、君たちの首を絞めるかもしれないんだ



自分もっす!家計がカツカツなんで、積立金が安いマンションのほうが「当たり」だと思ってました!



ぱぐ男くん、それは危険よ。実は今、「しっかり管理して、適切に積立金を集めているマンション」が得をする新しい制度が始まっているんだって!
今回は、2023年(令和5年)から始まった「マンション長寿命化促進税制」を軸に、マンション選びの新しい常識をプロの視点で解説します。
修繕積立金が「安い」マンションに潜む罠
結論から言うと、修繕積立金が極端に安いマンションは、将来的に「爆弾」を抱えている可能性が高いです。
なぜなら、マンションは30年も経てば必ず大規模修繕が必要になるからです。その時に資金が足りなければ、以下の事態に陥ります。
- 数百万円の「一時金」を突然請求される
- 修繕ができず、外壁が剥がれ、資産価値が暴落する
- 管理状態が悪くなり、売りたくても売れなくなる
「今の安さ」と引き換えに、「将来の大きな損失」を背負っている状態と言えるでしょう。
固定資産税が最大半減!?「マンション管理計画認定制度」の衝撃
ここで登場するのが、今回の本命である新しい税制優遇です。



一定の管理基準を満たし、適切に修繕計画を立てているマンションは、なんと翌年度の固定資産税が1/6〜1/2も減額されるんだ
制度の概要
この制度は、適切に管理されているマンション(管理計画認定マンションなど)が大規模修繕工事を行った際、固定資産税を減額してくれるものです。
- 対象: 築20年以上、10戸以上のマンション
- 条件: 管理計画の認定を受けていること、または適切な修繕積立金の引き上げを行っていること
- 効果: 建物部分の固定資産税が大幅にカットされる
これは国からの「しっかり管理しているマンションを優遇します」という強烈なメッセージです。
賢いマンション選びの3ステップ
では、僕たちは何を基準にマンションを選べばいいのでしょうか。
1. 「管理計画認定」の有無を確認する
自治体から「管理計画認定」を受けているマンションは、国がお墨付きを与えた優良物件です。購入前や、今の住まいが認定を受けているか必ずチェックしましょう。
2. 修繕積立金の「平準化」を見極める
当初は安く、後から段階的に跳ね上がる計画ではなく、長期にわたって安定的に積み立てている(平準化されている)マンションのほうが、資金計画が健全です。
3. 「安さ」ではなく「トータルコスト」で考える
「積立金が月5,000円安い」ことよりも、「固定資産税が数万円安くなり、かつ売却価格が下がらない」ことのほうが、資産形成におけるインパクトは圧倒的に大きいです。
まとめ:管理の質が「資産」を守る
マンション選びにおいて、修繕積立金の安さは正義ではありません。むしろ、「適切に積み立て、適切に管理されていること」こそが、税制優遇を受け、資産価値を守るための最大のコツです。



自分、危うく『安物買いの銭失い』になるところでした……。これからは「管理」を真っ先にチェックします!



そうよね。浮いた固定資産税を投資に回せば、さらに資産を増やすこともできそう



その通り。目先の支出に惑わされず、数字の裏にある「ルール」を理解することが、小金持ちへの近道だよ
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