当ブログでおすすめしている「オルカン」ですが、
- 「みんなNISAでオルカンって言うけど、そもそもなんなの?」
- 「なんでオルカンなの?」
- 「よく聞くインデックス投資とは違うの?」
といった声をよく耳にします。
今日はこの「オルカン」について詳しく解説していきます。 この記事を読めば、オルカンとはそもそもなんなのか、なぜこれ一本でいいと言われるのかを完全に理解することができます。
ぴっぴオルカンって言葉はよくきくけど、中身については全然わかってません。ほんとにこれだけやってればいいの?



心配性のぴっぴちゃんのために、『オルカンとは何なのか』『なぜ僕がおすすめしているのか』を詳しく解説するね
NISAでオルカンを運用するためのガイドはこちら
オルカンとは?(基本スペック)
端的にいうと、オルカンとは**「MSCI ACWI」という指数に価格が連動する投資信託の商品名**です。
まずは基本データ(履歴書)を見てみましょう。
| 項目 | 内容 |
| 正式名称 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
| 連動指数 | MSCI ACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックス) |
| 投資対象 | 日本を含む、先進国・新興国の株式(約47カ国・約3,000銘柄) |
| 信託報酬 | 年率 0.05775%(税込・2025年時点の目安)※業界最安水準 |
| 純資産総額 | 超巨額(数兆円規模で急拡大中) |
| NISA対応 | つみたて投資枠・成長投資枠 どちらもOK |
連動指数「MSCI ACWI」とは?
「MSCI ACWI(アクウィ)」と聞くと難しそうですが、簡単に言うと**「投資のプロ(MSCI社)が厳選した、世界47カ国の優良企業 約3,000社の成績表」**のようなものです。
ポイントは以下の3つです。
- 世界市場の85%をカバー これ1本で、実質的に世界の株式市場のほとんどを買っているのと同じです。
- 新陳代謝機能 年4回、ダメな企業は外れ、イケイケな企業が入ってくる「入れ替え」が自動で行われます。
- 時価総額加重 今強い国(現在は米国)を多めに持つよう、勝手に調整されます。
つまり、MSCI ACWIに連動するオルカンを買うということは、「世界経済の平均点」を自動追尾するオートパイロット機能を手に入れることなのです。
オルカンが「王道」と呼ばれる3つの理由


なぜこれほどまでに人気なのでしょうか?理由は主に3つあります。
- 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」常連
投資のプロや愛好家から長年支持されている実績と安心感があります。 - 業界最低水準の運用コスト(維持費)
「eMAXIS Slimシリーズ」は、他社が値下げすれば対抗して値下げするという「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」方針を持っています。これが長期保有における最大の強みです。 - 究極の「ほったらかし」が可能
時価総額加重平均型(市場規模に合わせて比率を自動調整)なので、自分で国ごとの配分をリバランスする必要がありません。
【重要】「全世界」と言いつつ中身はどうなのか?
ここが重要な深堀りポイントです。「全世界」という名前から世界地図のように均等に投資しているイメージを持たれがちですが、実際は違います。
- 実は6割が「アメリカ」 経済規模(時価総額)に合わせて配分されるため、現在は約60%が米国株で構成されています。
- 新興国の割合は意外と低い 中国やインドなどの新興国も含まれますが、全体に占める割合は現状10%程度です。
- 日本も含まれる 「除く日本」という類似商品もありますが、オルカンは日本も含んだ丸ごとの世界です(日本の割合は5.5%程度)。
オルカン一本のメリット・デメリット
ここで一旦、オルカンの特徴を整理しておきましょう。
メリット
- これ1本買うだけで、世界経済の成長を丸ごと享受できる。
- どの国が伸びても(米国が衰退して他国が台頭しても)、自動的に勝馬に乗れる仕組みになっている。
デメリット
- 広く分散している分、S&P500(米国集中)などが爆発的に伸びる局面では、リターンで劣ることがある(平均点を取るファンドであるため)。
- 為替リスクの影響を受ける(円高になると基準価額が下がる要因になる)。
ETF投資との違いは?
よく比較される「ETF(上場投資信託)」との違いについても解説します。 結論から言うと、ブログ読者の99%は「投資信託(オルカン)」で問題ないです。
1. ズバリ何が違うの?(比較表)
ETFとは、ものすごく簡単に言うと**「株」と「投資信託」のハーフ(いいとこ取り)**です。
普通の投資信託が「注文してから値段が決まる(1日1回)」のに対し、ETFは「株と同じように、市場が開いている間いつでもリアルタイムの値段で売買できる投資信託」のことです。
オルカンと全く同じ中身(MSCI ACWI連動)の東証ETF「2559」と比較してみましょう。
| 項目 | オルカン(投資信託) | ETF(例:2559) |
| 買い方 | 金額指定(100円〜) | 株数指定(1口 約1.8万円〜 ※) |
| 価格決定 | 1日1回(基準価額) | リアルタイム(市場価格) |
| 配当金 | 自動で再投資(ここが重要!) | 現金で受け取る |
| 手間 | ほったらかし(自動積立) | 手動で買う必要あり |
| コスト | 年率 0.05775% | 年率 0.0858% |
2. 初心者に「オルカン(投資信託)」を推す理由
- 配当金の「自動再投資」が神機能
ETFは配当を現金で受け取ってしまいますが、オルカンはファンド内部で税金を引かれずに丸ごと再投資してくれます。これが20年続くと、複利効果で大きな差がつきます。 「雪だるまを作る時、一度溶けた水をまた凍らせるより、雪のままくっつけた方が大きくなる」 イメージです。 - 「100円」から買える
ETFは1〜2万円程度まとまったお金が必要ですが、オルカンなら100円から、お財布事情に合わせて購入可能です。 - 実はコスト(信託報酬)もオルカンの方が安い
eMAXIS Slimシリーズの企業努力により、今ではETFよりも低コストになっています。
3. 結論:投資初心者は迷ったら「投資信託(オルカン)」
NISAとの相性が良いということもありますが、何より手間がかからないのが最高です。投資に慣れてきたら、オルカンは続けたまま、少しずつほかの商品を加えていけばよいのです。
当然、短期、中期リターンでは他に魅力的な商品のもあるでしょう。事実、今のタイミングではオルカンを勧めていないインフルエンサーの方もいます。でも、あなたは常に市場の動向を注視して良いタイミングで売買することができますか?
世界が成長すればオルカンも成長します。長い目で世界成長にベットしませんか?
今日のまとめ
- オルカンは「世界経済の平均点」を取る投資
- 超低コスト・超分散・完全ほったらかし
- NISAとの相性も抜群
長く続ける投資だからこそ、シンプルが一番です。



ねぇhanazo先生…。『オルカン』が凄いのは分かったんだけど、また別のサイトで『インデックス投資が最強!』って書いてあったの。 結局、『オルカン』と『インデックス投資』、私はどっちをやればいいの? なんだか混乱してきちゃった…



ぴっぴちゃん、その悩みは『あるある』だね。でも大丈夫。それは『スマホ』と『iPhone』どっちを買えばいいの? って悩んでいるのと同じなんだよ



っ? どういうこと? iPhoneはスマホの一種でしょ?



その通り! 『インデックス投資』 は、スマホっていう**『ジャンル(やり方)』のこと。 『オルカン』 は、iPhoneっていう『具体的な商品名』**のことなんだ。 だから、『インデックス投資』というやり方を実践するために、みんなが選んでいる人気機種が『オルカン』なんだよ



あーっ! そういうことか! じゃあ、私がオルカンを買った時点で、もう『インデックス投資』を始めているってこと?



正解! だから『どっちがいいの?』なんて迷わなくていいんだよ。 自信をもってオルカンを積み立てていけば、ぴっぴちゃんはもう立派な『インデックス投資家』だよ!



決まった!
📚オルカンで投資に慣れてきたらこちら













